本町寿光会 詩吟

 12月22日(水)本町寿光会の詩吟活動に訪問しました。

 区民施設においては12月1日より、合唱・コーラス・カラオケなどの活動が解禁となりました。本町寿光会では、大変長い自粛期間を経て、ようやく詩吟が活動再開となりました。

 ここで、詩吟につきまして簡単に紹介させていただきます。

~ 詩吟の特徴 ~

 歌のように、詩文をリズム、メロディに乗せて歌うのではなく、詩文の素読(朗読)を基本とし、素読の後に特有のメロディ(節調という)を加えることで、より効果的に詩情を表現する。吟詠(吟ずること)の対象とするのは、その歴史的経緯から主として漢詩であるが、和歌や俳句、新体詩を吟ずることも少なくない。ただし、あまり長いものは好まれず、漢詩の吟詠であっても七言絶句が一般的である。

~ 詩吟の歴史 ~

 江戸時代後期、一部の私塾や藩校において漢詩を素読する際に独特の節を付すことが行われたのが、今日の詩吟の直接のルーツである。特に、日田の咸宜園(かんぎえん)や江戸の昌平黌(しょうへいこう)において行われていた節調が、多数の門人によって日本全国に広められた。

 大正から昭和初期にかけては、木村岳風、山田積善、立川銀涯、初代藤井宗斎といった吟詠家が活動し、現在の諸流派の祖となった。

 戦後は古今の名詩を味わい、美しい日本語をもって表現するという側面が前面に出されるようになった。このため、素読から始まった詩吟も、精神面に加え、アクセントや音楽性が重視されるようになっている。

➡ フリー百科事典『ウィキペディア』より引用

 本町寿光会ではクラブの発足当初から、詩吟の活動を続けており、今までに数々のシニアクラブや渋谷区主催のイベントで公演してきました。また区内45クラブの中で唯一詩吟をクラブ活動に取り入れています。(令和3年12月時点)

 今回練習風景を見学させて頂いたのですが、聴いているだけで「古き・良き昭和の時代」の記憶が甦り、心が温まりました。会の皆さま、突然の訪問でしたが、温かく迎えてくださり、ありがとうございました。最後に無理言って「合吟」も披露してくれて大変感謝しております。次の公演楽しみにしています。

  本町寿光会は、詩吟の活動以外に、「健康麻雀」「ゲートボール」「グラウンドゴルフ」「輪投げ」「ボッチャ」など幅広く活動しています。

 本町2丁目にお住まいの方で、シニアクラブ活動に興味ある方居ましたら、お気軽に事務局までご連絡ください。

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